2012年5月27日日曜日

5/25板の会:ボードゲーム会プレイログ もっとホイップを!、アクアレット

我々「板の会」には”じゅんちゃん便”たる不定期な宅配便がある。
これは「板の会」幹部であるじゅんちゃんが私の家にボードゲームを勝手に送ってくれる宅配便である。
本人曰く「俺の家は収納スペース無いし、どうせボドゲやるときは君んちでやるから」とのことだ。

今回の”じゅんちゃん便”はプエルトリコの10周年記念版ともっとホイップを!であった。

この日奥さんが休みだったこともあり「2人くらいだったら夕飯お招きしよう」ということになり、じゅんちゃんとくまみーを呼んでもっとホイップを!することに。

【参加】じゅんちゃん、くまみー、奥さん、自分



もっとホイップを!
http://www.mobius-games.co.jp/WinnigMoves/Sahne.html

そもそもなんでじゅんちゃんがこれを買うことになったかはわからないがまあよしとしよう。
名前は知っていたがルールなどはよく知らなかったこのゲーム。女性成分が多いし今日みたいな日にやらずにいつやるんだということでメビウスさんからの宅配便を早速開封。
ランダムに構成された11ピースからなるホールケーキ。
コンポーネントがとても綺麗。

まずスタートプレイヤーは人数分に自由にカットする。(人数分以下でもいい)
ケーキのピースの並びを変えるのは不可だがどこにナイフを入れて切るかは自由だ。
スタートプレーヤーの左隣から時計回りで切られたケーキのブロックを選んで取って行く。つまりスタートプレイヤーは最後に取ることになる。

選んだブロックのそれぞれのケーキを
「食べる」
「とっておく」
を選ぶ。

食べることにしたケーキはケーキにあるホイップ(写真では白丸に見えるやつ)がそのまま勝ち点になる。上の写真の手前、赤っぽいケーキなら1点、そのすぐ右の緑の豆っぽいケーキなら2点だ。

食べたケーキは裏返しにして手元に非公開情報として溜めていく。

取っておいたケーキは公開情報として種類ごとにプレイヤーごとまとめて表示しておく。
取っておいたケーキは最終的に各種類で1番多くその種のケーキを集めた人に、ケーキに書いてある数字分の勝ち点が入る。

上の写真の手前、赤っぽいケーキなら5点、そのすぐ右の緑の豆っぽいケーキなら9点が最終的にその種のケーキを一番取っておいた人に入る。

ちなみに書いてある数字はその種のケーキが何枚あるかを示している。
「5」のケーキならゲーム内に5枚しかないのだ。

すぐに食べて確実にホイップ分の点を取るか、溜めて大きな点を取りに行くかが悩ましい。

5回ケーキを切り分けたらゲーム終了。1回15分程度でさくっと終わる。

さて実際やってみるとこれがなかなかジレンマを感じる。

切る人は自分が最後にしか取れないことを考えるとなるべくバランスをとりたくなる。しかし誰がどの種類を集めているかわかるのであからさまにチャンスは渡したくない。
切る人以外もどのケーキを食べるか、とっておくか、タイミングごとに判断が変わってくる。


2回続けてやって1回目はじゅんちゃん、2回目は奥さんが勝利。

この手のゲームはやっぱり方針を決め打ちしてしまうと弱い。なるべく柔軟に立ち回って後半に勝負をかけないと手が詰まる。
「チョコケーキはわたさへんで!」とそればかり頑張っていたら完全に詰んだ私が言うのだから間違いない

しかし、ほどよいジレンマと綺麗なコンポーネント、さらには1回がすぐ終わるお手軽感。ボドゲ初心者には間違いなくオススメな作品。またやりたいとすぐに思った。


アクアレット
http://www.mobius-games.co.jp/Abacus/Aquaretto.html
さて、まだ少し時間があるということで「じゃあもうアクアレットやろうぜアクアレット!」と急に推薦してアクアレットを。

実は無類のアクアレット好きな私はいつでもアクアレットをする隙をうかがっている
先日のゲーム会で新しいゲームも一通りやりつくしたし「もっとホイップを!」に一段落ついたいまこそアクアレット布教のチャンス!

軽くインストして早速レッツアクアレット!




8種類(4人の時は7種類)の水棲動物たちをうまく3種類から超えないように水族館を経営するゲーム。

手番では
1:動物タイルを引いてトラックに載せる
2:動物タイルの乗ったトラックを引き取って動物を水族館に配置する
3:お金使ってなんかする

を行う。
1の時の注意はトラックには3匹までしか載せれないこと。
いいタイミングで2の選択をしないと余計な動物まで引き取ることになりマイナスポイントになってしまう。

欲張り過ぎないようにタイルを引いて、いいタイミングで動物を引き取る、このジレンマこそがシャハト全開の神ゲーアクアレットの真骨頂だ!





さて初プレイのくまみーにインストを終えると「動物が可愛い」との好評の反面「イマイチまだわかんないな」との声が。すかさずじゅんちゃん「やったほうがはやい」とアシスト。そうだ、アクアレットはやったほうがはやい!

2週もすると勝手がわかってくる。「ぎゃあ白熊イラネエwww」「えー降りるのはやくないかーチキンか」などアクアレット特有の爽やかなギスギスが生まれる。

さらには「箱庭ゲーは女子に良し」の格言どおり「赤ちゃん生まれてカワユス」「並べるの楽しい」などアクアレット独特の「動物並べで一興」が女子にうけだす。いい傾向だ。

中盤の私の水族館。ペンギンの子供が産まれたりパッと見いい感じだが、序盤からプール(4種以上とってしまった動物は要らない子としてプールに行く)がイルカとシャチで溢れる。


一方こちらはくまみーの水族館。良く見るとわかるのだがなぜかオスしかいない
特に屈強なカバのオスが威圧感とともに危ない雰囲気をかもし出す。
「ゲ○向けの水族館だね、、」「ゲ○族館だね、、、」と悪評が聞こえ出す

さて勝負は進む、奥さんの水族館が子供がほいほい産まれたり非常にいい感じで勝利濃厚。
しかし最後はなんと白熊3連のトラックを引き取り、魚ボーナスがブーストしたゲ○族館のくまみーが勝利!

本来負けず嫌いのくまみーが勝ったにもかかわらず「オスばっかりだし、釈然としない。。」と不完全燃焼のようだった。

ちなみにこれが私の最終形。先ほどの写真よりさらに増えているプールのイルカと、水族館の北西に急に増設された1匹しかいない不気味なカメ園がこの水族館の迷走ぶりを如実に示している。


余談だが、ボードゲームをしまいこんでいる天袋が最近許容量がやばくなってきている。
”じゅんちゃん便”に加えて自分の購入分やぴーやまが置いていってるエンデバーなど圧迫感が増してきた。







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