2012年9月23日日曜日

9/23 板の会お買い物&そのままゲーム会 リサイクル、いかさまゴキブリ、世界 の七不思議 @ゲームスペース柏木

奥さんが夕飯をご友人と食べに行くということで午後が割りと暇になったので
「なんかボードゲーム買いたいとか言ってなかったかい?」と板の会創設メンバーの1人であるイガリを焚きつける。


【参加】イガリ、AZ、自分

◆第1部 お買い物◆

まずは高円寺すごろくやさん。(http://sugorokuya.jp/)

新宿から逆方向に乗るというアレなことをしたので私だけ遅れて到着。
話の流れはよくわからないが本来購買意欲があったはずのイガリではなくAZさんが何か買うらしいという流れ。

色々迷った結果先週ハマったファウナをAZさんお買い上げ。

店内には愛する「村の人生」の受賞エンブレム入りverの展示を確認。思わず写真を撮らせてもらった。

うん、なんか威厳があるね。


次は三鷹テンデイズゲームズさん。(http://shop.tendays.jp/)

イガリが何を買うか迷ってるとまさかのすごろくや店長さんが登場。
「迷ってるならベガス買おうベガス」とすごろくや店長とテンデイズ店長と私という異色の3人でイガリを煽るも結局もともとほしかったらしいリサイクルを購入。
テンデイズの店長さんもすごろくやの店長さんも気さくに会話してくれてとてもいい人です。


◆第2部 ゲーム会◆

さて、「じゃあ買ったしやろう」という流れ。
であればということでなんと2週連続でゲームスペース柏木さんへ。

店に入ると「雨なのでご覧の通り人は少なめですよ」と店主(席主が正しい?)の方が通してくれた。
さすがに2週連続なのでちょっとした面映さがあり
「先週はどうも」とご挨拶すると
「あー!わかりました、はいはい、ブログ見ました」と応対してくださった。

しかも奥から「透明金魚さんですか?」と他の方もお声を。聞けばTwitterでやりとりをしてくれた方だったりして、ソーシャルってすげえと感心。
ちなみにこの方オススメのゲームは時間の関係でできず。次は是非。


つーわけでいくつか遊んできた。

リサイクル
http://shop.tendays.jp/74_513.html



イガリが「いやほしかったんだよこれ」と言っていたリサイクル。

ルールは凄くシンプルで得点カードの山札から1枚を場に出す。
得点カードは、
・色(5色)
・点数1-5(?)
になっていてこれを手札のゴミカードで競り合う。

手番プレーヤーから得点カードと共通する色のゴミカードを任意の枚数で出していく。
これを競り上げ形式で時計回りに枚数を増やして出して行き全員がパスしたら最も多くのカードを出していた人が勝ち、得点カードを競り落とせる。

このとき競りに参加したけど競り落とせなったプレーヤーは出していた枚数をそのまま終了時にマイナス点として計算しないといけないので負けられない感がプレッシャー。

さらには一度パスコールをしていても競りが継続している間は再参加が可能なのでちょっとしたブラフ要素もある。
例)
A:1枚→B:パス→C:3枚(勝ったろ。。)→A:4枚(やったぜこれはC残念)→B:5枚「いただきます」→A&C「オワタ」

さて早速スタート。
1回目、
「これってとりあえずコールさせて数字増やしといていきなり参入してマイナス抱えさせるのがいいんじゃねえか」と思って早速やってみる。
簡単に言うと初手はパスしといて2週目か3週目に競りに戻ってくるという死んだフリ定石だ。

まだゲーム感を掴みきれていなかった2人がこれにガッツリ嵌り私の圧勝。
あまりにアレなのですぐにリプレイへ。

2回目、2人がゲーム感を掴んで死んだフリ定石がものの数分で廃れる

しかし引き運もあったのか私が2連勝。
「得意なゲームにリサイクルをあげることにする」と宣言。


いかさまゴキブリ
http://www.mobius-games.co.jp/DreiMagier/Mogel_Motte.html

ゴキブリシリーズ(その呼び名があってるかはナゾ)の一角というか異色作。
余談だがゴキブリシリーズの始祖(?)「ゴキブリポーカー」を甥っ子に遊ばせてあげようと
実家群馬で布教を試みたAZさんであったが「ゴキブリ」という単語のネガティブさに甥っ子のママさん、つまり兄嫁さんが露骨に嫌がったらしい

このゲームは1-5の数字とちょっとしたアクション指令が書いてあるカードを数字順(上でも下でもいい)に並べていき最初に手札が無くなったら勝ちというだけのゲームだが名前の通りイカサマが必要になる。

ゲームでは1人が監視役となる。
それ以外のメンバーはイカサマ予備軍だ。

イカサマの火種になるのが蛾のカード。
蛾(またすごい虫のチョイスだ)のカードは監視役以外はなんと出すことができない。

ではどうやって手札から蛾を無くすか、そうイカサマをするのである。
もっと具体的に言うと監視役の目を盗んで机の下とかに捨てるのだ。

柏木の席主さん曰く「終わると床がカードだらけになる」とのこと。

このしょうもないゲーム、やらないわけにはいかない。

さてレッツプレイ。
とりあえずアホ面でカードを捨てたり、なんなら捨てるフリをしたりする。
本当にしょうもない。

とりあえず2回やった感想としては楽しい以上に「人の目を盗んでカードを捨てるのは想像以上に困難」だということだ。

こんなまったく人生に深みを与えない知識を教えてくれるいかさまゴキブリを愛さずにはいられない。


世界の七不思議
http://hobbyjapan.co.jp/7wonders/


今日のラストはこれ。
AZさんが「いつかやってみたいと思ってたんだよね」と世界の七不思議をチョイス。

正直自分としては、世界中の賞レースを受賞しまくって超有名ゲームになっていた七不思議にやや「有名すぎて逆にやりたくない」というひねくれ精神をもっていた。

しかしその一方で「そこまで面白いならやってみてもいいんだからね///」というナゾのツンデレ的な要素もありまあなんというか実はやってみたかっただけの話だ。


ルールはいろんなところでご紹介があるので詳しくは書かないけども意外とシンプルなものだった。

・カード7枚を持つ
・カードは勝ち点になるものや他のカードを出すリソースやラウンドごとの戦争を有利にするものなど7属性に分かれる
・1枚選んでプレイ
残りのカード(初手なら残りの6枚)を隣の人に渡す
・また1枚選んでプレイ

この繰り返しだ。

特徴的なのは、カードを隣の人に渡していくこと。1週すると手の内がわかるのでちょっとした駆け引きがある。
それとカードのコンボ性と自分の勢力を拡大していく箱庭的拡大再生産の感覚が面白い。
個人ボード的なものとしてそれぞれが「世界の七不思議」にちなんだ遺跡のようなボードを持つ。
これもそれぞれ効果が違ったりして面白い。

インストもそこそこに早速プレイ!
初回はちょっとルールの取りこぼしなどもありすぐにリプレイ

リプレイと言うことは面白いと言うこと。
ほんのりダウンタイムがあるのでその際ちょっとした雑談になったのだが
「これは面白いな、なんていうか賞獲るよな」というコメントが出始める。

2回やって1度も勝つことはできなかったがこれは面白かった。

以下箇条書きで感想を並べると、
・勝ち筋が多いので自分なりの戦略が組めるのが楽しい
・長考さえしなければさくさく進む
・意外とインタラクションがある
・コンポーネントが綺麗
・7不思議ボードが個別に効果が違うので何度かやりたくなる。

こう考えると賞を獲るには
「いろんな勝ち方があって、長すぎないで、リプレイ要素がある」ことが大事なのかもしれない。

ただ一方で席主さん曰く「5-6人になるとカード交換など関連が薄まる向かいの人なんかが走ると止められなくなったりもするよね」とのこと。
これはやった身としてはすごくわかる、ひょっとしたら3人くらいが最適なのかも。
なんとなくだけど人数が増えるとソロ感が増して少しキレ味が鈍りそうなそんな気はする。


帰りはラーメンを食べて帰ったが「正直、七不思議はインパクトあったよね」とさすが賞レース総なめの実力は確かだったと痛感。
 「有名すぎて逆にやりたくない」なんて2度と言ってはいけない、いや言うかもしれない、ごめんなさい。



買い物で業界の方々との絡みから始まり七不思議で締めるというなんだか豪華な1日であった。




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