2012年10月12日金曜日

エッセンシュピール2012 注目ゲーム紹介

ドイツのエッセンで毎年行われる、ボードゲームのイベント”エッセンシュピール”。
http://www.internationalespieltage.de/index.php4


ここでは毎年各メーカー、各デザイナーの新作が多く披露され、ボードゲーマーの中では年に一度のお祭りになっている。

私は数年前にバルバロッサと操り人形でドイツその他世界に広がるボードゲームの奥深さに触れ、まあ簡単に言えばハマり、趣味として色々調べたり遊んだりしております。

そんな中、昨年のシュピール情報を眺めながら「ああ来年は自分もエッセンで出るゲームの紹介とかしたら(できたら)楽しいんだろうなあ」等と空想。
今年挑戦してみるというわけでございます。


というわけで早速注目ゲームを紹介させていただきます。

尚、今回の紹介はBoardGameGeekやボードゲーマーの方の紹介ブログ、記事その他諸々を参考にあげさせていただきました。


Myrmes



 イスタリから発表されるこちらの作品。読み方がよくわからないので「イスタリのキノコ」と個人的には呼んでいる。国内流通された時にどんな呼び名になるのかやや楽しみ。



テーマはアリの生活。キノコゲームと思いきや実はアリゲーなのだ。
上記のメインボードの他に個人ボードがある。
個人ボードはアリの巣(地下世界)になっている。
ゲームはアリの巣でリソース配分を決定して働きアリや兵隊アリや幼虫アリの量を内定させる。
次の活動フェイズで働きアリをメインボードの地上世界に進出させて陣取り的なことやミッションクリアなどを目指す。
個人的には見た目の楽しさ&綺麗さと個人ボードからの地上メインボードという流れ、その他多少の陣取り感などかなりグっとくる要素が多い。
今年の最注目。


Spectaculum


ライナー・クニツィアのスペクタクラム
上記邦題で流通が決まっている本作品。

愛してやまない「村の人生」と同じエッガートシュピーレとペガサスシュピーレから。
デザイナーは邦題のとおりR・クニツィア。 



昨年のニュルンベルクあたりでGeekに登録されていた気がするこのゲームは見世物小屋(サーカス?)の一団がたしかテーマになっている。

クニツィアってところと見るからに怪しいボックスアート、の割に本格的に見えるメインボードなどに惹かれている。ルール詳細は良く知らないんだけど欲しい。


The Palaces of Carrara



カッラーラの宮殿
デザイナーはクラマー&キースリング。

実は自分で初めて買った大箱のゲームはクラマー&キースリングの「アサラ」。
当時「へー、クラマーって人はすげえんだな。しかもこれ最新作で年間大賞のノミネートなんだ、すげえ」となんだかよくわからないまま買ったのだがそこそこ楽しませてもらったいろんな意味で思い入れのあるコンビだ。
というか思い入れがあるとか恐れ多い黄金コンビだ。
どうやら各所でも話題になっているらしく、それでいて情報があんまりない。
逆に気になる。


Call To Glory
コール トゥ グローリー 
私が大好きなミヒャエル・シャハト御大の作品。

過去にあったゲームのリメイクらしいのだが大胆にも和風になっているw
ルールはシンプル&ジレンマ、なんともシャハト。
上記のようないろんな意味でグっとくる数字カードを同じ数字で2枚以上の組にしてプレイ。それより多い枚数の組で誰かがプレイすると没収、がゲームの軸。
状況を読みながら手札をどのタイミングで出すのがいいのかみたいなことを考えながら進むイメージだ。
ゲームフィールドさんのツイートによれば国内販売準備中らしい。


Terra Mystica

テラ ミスティカ
最初、箱絵と箱の厚みを見たときすげえ重そうだしスルースルーと思ってたのだけれど、テンデイズゲームズさんのUst「テンデイズTV」で紹介されているのを見て一気に印象が変わり注目。


上記のような個人ボードが、別々に10数種類もあり、それぞれが固有のボードを持ってゲームが進む。もう既に熱い。


これがメインボードらしい。なんか陣取り風で熱い。
固有の個人ボードと、ヘクスタイルとなってくるとなんとなくフェルトのブルゴーニュを思い出すけどおそらくまったく関係も似ている要素も無いんだろう。
ここで気づいたが私は個人ボードと陣取りが組み合わさってるとなんとなく好きになる傾向がある。
あとダイスロールも。

脱線したがこの作品はテンデイズさんで取り扱いが決定しているとのこと。



Ginkgopolis
ギンコポリス
大好きな「トロワ」のパールゲームスからこちらを。
正直ルールとかはまったくわかっていない。
なんとなくだけどシティタイクーンっぽい。都市建築要素とかも通じそうだしw
黄色(勝利ポイント)赤(資源提供)青(新しい新しい都市タイル追加)という3色のタイル構成らしいので上記を見る限りカードをプレイしつつリソースとか管理しつつ遊ぶんだろうか。


ソードフィッシュ
ルパン3世のボードゲームを出して一瞬話題になったイタリアのGhenos Gamesから出るのがこれ。
まず箱絵がいい、すげえいい。なんていうか曇天がいい意味でおもおもしくていい。


おそらくこれがメインボード。こちらも濃い青がソードフィッシュ漁の危険さを物語っている、すごくいい。
船で大海原に繰り出して燃料とか気にしながらでかいソードフィッシュを狙うっぽい内容らしい。

Geekにピックデリバーとも書いてあるので釣ったら持ってかえる的な要素もありそうだし航路選択などもありそう。検索してみたんだけど推してる人が見当たらなくてそもそもこれエッセンで出るのかよ、あと面白いのかよって話もあるけどまあちょっと気になってしまったので、、w



総督の船
最後はこちら。この作品もニュルンベルクのあたりでGeekに登録されていたような気がする。
もうこのゲーム最大のポイントはダイス感あふれるデザイン。ダイスロール好きにはたまらない。


これがおそらくメインボード、すばらしい、、素晴らしいダイス感だ。。
ゲームはベネチアででっかいガレー船を作る。ダイスでそのラウンドで効率よく出来る行動が決まる。たまに津波とか来るのでそこらへんも気にしながら勝利点を稼ぐゲーム。
ルールを拝見したところ船を作る過程がパズルっぽくもありなかなか面白そうで注目。


以上注目作品でした。
私が外国語に弱すぎるのもあり見た目だけで選んでるのも多いのであくまでご参考程度に。

この中からスカウトアクション上位や来年の賞レースに絡むゲームが出てきたらちょっとうれしいw

あーこれから国内流通が増えてくる年末までの流れが楽しみだっ




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