TwitterもRSSリーダーに更新であがってくるブログも
合言葉は「エッセン行ってきます!」になりつつある。
休みもねえ、お金もねえ、ドイツ語まったく話せねえ、
そんな私は指をくわえて羨むばかりである。
まあそんな中でもちまちまとボドゲ会は開いているわけです。
【①10/7 ファウナやるぞの巻】
【参加】AZ、ぴーやま、イガリ、私
ゲームスペース柏木さんでファウナをやったところ、ある意味想像通りAZさんに刺さった。
その後(http://toumeikingyo.blogspot.jp/2012/09/923.html)AZさんはすごろくやさんにて
ファウナをさっそく買って「甥にやらせる」とホクホクしていた。
そんな折、ニュースが舞い込む。
『ファウナ』日本語版、11月中旬発売
日本語版が出てしまったのだ。
しかしこれで折れるAZさんではない。
「外国語版のほうが味があるし、楽しい」ということでそもそも買ったのにやってなかったファウナその他をやるということで珍しくAZさん宅に集まった。
ファウナ
今回初めてプレイするイガリだが
「まあだいたいわかる」と心強い発言からスタート。
今回のゲームでは上記8種が登場。
序盤のカエル3連発に場がどよめいた。
「これ水辺の生物限定なんじゃねえの」は名言である。
しかしAZさんを助けるわけではないが私もファウナはなんとなく外国語版が好きだ。
このなんとなくわけわからん感じが日本語版だと見通しよくなってしまってゲーム性が少し変わる気がする。
久々の新世界。最近やってなかったけど面白かった印象が強いので久々にぴーやまに持参してもらった。
実際やってみるとやはりこれは面白い。
このゲーム、人によって色んなプレイ感の感じ方はあると思うけど個人的には
インタラクションがあって特殊効果のあるポーカー、というのがしっくりくる。
インタラクションで言えば序盤のカード交換のフェーズは他のゲームに無い感覚で非常に楽しい。
同じ手札交換でも世界の7不思議のブースタードラフトよりこっちのほうが私は好きだ。
場に自分のカードを出して「どれにしよっかな」感と「あいつに集めたくない」感のせめぎあいが非常にやりがいのある交換フェーズを作っている。
役の公開フェーズの楽しさと特殊効果カードを集めるデッキビルド感もあり、ゲームとして盛りだくさんでかつうまくまとまっていて完成度が高い。
この日は2回連続でプレイ、値段もそこまで高くないのでカード系で何か探している人にはオススメ。
スタンプス
こちらも久々のスタンプス。
スタンプスは何しろ箱がちっこいのでとりあえず自分家以外でゲーム会をする際はカバンに入れている、しかしなんだかんだでやっていなかったのがスタンプス。
実は不遇な存在だったのだ。
「実は俺前回インストがてら1ラウンドやって終わってるんだよね」とぴーやま。
スタンプスを1ラウンドだけだなんて面白さの1割にも到達しない、なんてかわいそうなぴーやま。
まあインストして時間無くなって打ち切ったのは俺なんだが。
しかしこれもやはり面白い。
競りゲーをたくさんやったことがあるわけではないけどベスト競りゲーな気がする。
セレンゲティは「競り」はあくまでメカニクスで数字のジレンマを楽しむことが本領な気がするんだけど、スタンプスは「競り」がゲームそのものになっている感じがして本当に熱い。
価値変動の流れは本当にゾクゾク来るものがあるし久々にやってやっぱ楽しいなあコレ、と再認識した。
今回のゲーム会の3種にニムトとカタンあたり加えれば相当優秀な初心者導入会になるんではなかろうかとかふと思ったり思わなかったり。
=================================================================================
【②10/13 ふっくん、ボードゲームを買う】
【参加】ふっくん、じゅんちゃん、私
前回(http://toumeikingyo.blogspot.jp/2012/09/929.html)まんまとボドゲの輪にぶち込まれた、
後輩のふっくん。
まあぶち込んだというと聞こえが悪いが本人も興味があっての参加だったので無問題だろう。
その前回のゲーム会の帰り際、「買います、僕もボドゲ買います」と修羅の道へ入ることを決意した彼。
その後「今度の土曜あたりになんか買いに行こうかと」と発言。
この件を板の会創設メンバーじゅんちゃんに共有したところ面白そうだから同行しようということになった。
メビウスゲームズ
エッセン出張のために翌14日から休業期間に入られる直前のメビウスさんへ。
なんとなく初めて買うならメビウスさんでしょ、と思い水道橋へ召集した。
店内にはメビウスおやじ様(http://mobiusoyaji.cocolog-nifty.com/)がいつもどおりPCカタカタ。
「うわーいっぱいですねー!」とアニメのキャラのように優等生発言をするふっくん。
元々スートンエイジが気になってたらしいのだが、ボドゲショップ特有の魔力で「なんでもかんでも欲しい」状態に突入。さすが見込みがある。
ところどころゲームの紹介をしてくれるメビウスおやじさん。すごく丁寧でありがたい。
「ちょっと重ねた感じで選ぼう」といきなり購入検討対象のゲームを積み上げて、少しはなれた場所から眺めるふっくん。
こんな選び方する奴人生で初めて見た。
あれこれやったあげく、、
計4つ、15,000円弱を使ってくれた。華々しいデビューである。
興奮冷めやらぬ中かれの自宅でレッツボードゲームである。
グリモワール
今回ふっくんが購入したのは
・ガイスター
・グレンモア
・グリモワール
・ストーンエイジ
である。
ガイスターとグレンモアは私もじゅんちゃんもやったことがあったのと、ストーンエイジは後日ガッツリやろうということになりグリモワールである。
実はグリモワールの前にちょっとガイスターもやったのだが写真撮り忘れにつき割愛。
もともとワンドロー社から発売していた日本生まれの本作品。
日本人ゲームデザイナーである木皿儀隼人氏の作品であるこちらは先日、ドイツで賞をとっており話題になっていたのでパッケージは私も知っていた。
(メビウスママのひとりごとブログ引用)
ただ、「箱絵も名前も知っていてもやったことないしルールもちょっとわからない」というのは私の中でボドゲあるあるになっておりグリモワールも恥ずかしながら詳細は知らなかった。
なので今回ふっくんがこのゲームを買った時「あ、ちょっとラッキー」と思ったりもしていた。
さて早速プレイ。
このゲームはとてもシンプル。
やることとしては、
①そのラウンドで使う魔法を決める
②使う魔法を一斉公開、このとき
魔法の強さ等によってプレイ順が決まる。
③プレイ順に沿って魔法効果を処理、その後場に出ているカードを1枚引く。
大まかにいうと以上だ。
③で引くカードには勝ち点が記載されている。
勝ち点だけが記載されている「建物カード」と特殊効果も書いてある「仲間カード」がある。
当然勝ち点ついでに特殊効果のある「仲間カード」が人気になりそうだが、
①のタイミングであまり強い魔法を選んでいるとそれが引けなかったりする。
このゲームは①のタイミングで弱い魔法を選んでいるほど③の引き順が早くなるルールとなっておりここが悩ましい。
さらに①のタイミングで「同じ魔法を選んでしまう」と強弱に関わらず後手になるのでここも注意だ。
これが魔法の書。人数分色分けされている。すさまじく綺麗なコンポーネントだ。
①の魔法の選択はこの魔法の本のページにしおりを挟んで、②で一斉公開する。
このゲームは1ラウンドごとに使える魔法の強さが1レベルずつ上がっていくのだが、
当然魔法の書のページ的には後ろになる。
この物理的な仕組みにより「ラウンドごとに後ろのページに書いてある強い魔法が解放されていく」というファンタジックな体験が出来る。これはコンポーネントの作りとして画期的だと思う。
わかりやすいし雰囲気があるしとにかくイケてる。
冒頭の写真と同じだがプレイ中はこんな感じだ。
真ん中がメインボードで③で引くカードがオープンになっている。
ちょっと見えにくいが写真の上のほうにある丸マークの連続列が現在の魔法レベルでラウンドを追うごとに強くなっていく。
使える魔法は、ゲームを有利に進めたり勝ち点に影響してくる「お金をもらう」や勝ち点を追加で増やす「財宝カードを引く」や相手を妨害する「攻撃魔法」がいくつかまたそれを防ぐ「防御魔法」など多岐にわたる。
どのカードを引くか?と相手との攻め、守りを考えながら数ある魔法のどれを使うかを考えて魔法の書にしおりを挟むのだ。
魔法の書のページを一斉に公開する感覚は「あやつり人形」のロール開示にも通じる緊張感があるし、仲間カードで自分の場を整えていく感じも楽しい。攻撃魔法やそれを防ぐ一連の流れはTCG的な熱さもある。
それでいてシンプル。
世界で評価されるのも納得。
ゲームは終盤までかなり優位だった私だが、最終ターンで狙い撃ちされじゅんちゃんにクビ差追い抜かれてしまった。
しかしこれは面白かった、是非4人以上でもやってみたい。
その後グレンモアをインストがてら2ラウンドやって解散。
これもふっくん、じゅんちゃんともに好評。
グレンモアはやはり佳作だ。
「とりあえず100均のタッパーの重要性がわかりました」と我々を見送りがてら早速コンポーネントをしまう容器を買いに出かけたふっくん。
彼のボードゲーマーとしての未来は明るい。
0 件のコメント:
コメントを投稿